飯南町にて水稲除草剤をドローンで散布しました
島根県飯南町にて水稲除草剤(粒剤)をドローンで散布しました。
先日ブログで紹介した農薬散布ドローンでの農薬散布デモフライトの時は、液体(デモのため水)をまいていましたが、今回は粒剤散布装置を使って粒剤をまいています。
DJIの農薬散布ドローンAGRAS(アグラス)MG-1は、「液剤散布装置」と「粒剤用散布装置」を取り替えることができます。
粒剤用散布装置の吐出量は毎分1.0kg、タンク容量は10kgです。
※粒剤散布装置は別売りで、交換時間は30分程度です。
今回は複数の農家さんの散布を行っています。
田んぼによって使う農薬が違うため、それぞれの農薬を計量しながらの散布となりました。
こちらが計量した農薬です。
農薬はここからタンクに入れます。
吐出口はこのようになっています。
インペラが回転して、ドローンの4~6メートル範囲に粒剤を散布します。(※開度・回転数・速度は送信機で設定します)
農家の方が一番気になるのが、ムラなくまけるのか?という点だと思いますが、このようにキレイに散布できています。(白い点々がドローンで散布した農薬です)
1ヘクタール分をまくのにかかった時間は20~30分程度でした。
今回は田んぼ1枚ずつ散布しましたが、1ヘクタール分一気に散布したり、散布作業に慣れてきたらもっと早く終わらせることができそうです。
今後は農薬だけでなく、肥料や種子のドローン散布も一般的になっていくのではないでしょうか?
来週も飯南町でドローンの農薬散布を行います。ご興味がある方は見学できますので、日程や場所などお気軽にお問い合わせ下さい。